8/1(土)、竹の宵まつりが終了しました。
当日は、池袋を9:00出発。
朝は余裕をもって起きられたのに、荷物の確認をしてたら、あっと言う間に出発の時間!!
急いで池袋行きの電車に乗り、集合時間の15分前に池袋に着きました。
朝ご飯を抜くと、まともなご飯にありつけるのは、夜のみになりそうなので、池袋のスタバでカフェラテとカレーパンとスコーンを購入。スタバってなんであんなに高いんでしょう。
無事にバスに乗り込むと、そのバスは観光専用バス。
私以外の人たちは、みんな観光客。しかも、後ろの席の人たちの話に耳を傾けると、行き先が同じ・・・ということは、もしからしたら、私の歌を聞くことがあるのか?と、いきなりどきどきでした。
途中、佐野PAで休憩をし、片道4.5時間かけて、ようやく湯西川温泉入りしました。
電車、車での移動は、よくやるので、そんなに疲れませんが、バスの移動は本当に疲れました。狭いので体がガチガチだし、お子様の奇声に我慢しなきゃだし、ぐったりです。
でも、本番は6時間後に迫っています。休む暇もなく、ピアノ合わせです。
ピアニストは、高校時代の後輩でした。
何回か曲目等の打合せをした際に、ピアノ合わせをしたのですが、本格的に合わせるのが、当日が初めて。計7曲を仕上げなければなりません。
焦る気持ちを抑えて、1曲1曲づつ合わせていきます。
準備運動等も含めて、1時間半程ぶっ続けで歌うと、さすがに休憩をしました。
休憩をしていると、本番の会場ができあがっているということで、現地入り。
しかし、全然できあがってない!!これから準備しますって感じの状態で、ちょっと焦りました。少しでも多くの練習時間を取りたいのに、ここでどのくらい時間を取られるのか検討がつかなかったからです。
ちなみに、会場の雰囲気はこんな感じでした。


準備が整い、マイクの音量調整をし、会場を後にすると、早くも本番2時間前。
外国語の曲3曲がまだ着手できていなかったので、すぐさま取り組みました。1曲につき2回の合わせが限界ということで、ところどころ省略する部分もありつつ、ようやく練習が終わったのが、本番1時間前。
この間、ほとんど休憩できていませんが、着替えを済ませ、会場に移動すると、もう出演する時間。あっという間に、本番が始まりました。
まずびっくりしたのは、舞台のうえに、簡易用の畳が敷いてあったことです。これから革靴で上るのに、なんで?と思っていると、靴で上らないでくださいと、スタッフの声が。
えっ?この格好( 上下黒礼服、黒靴下、白シャツ、黒蝶ネクタイ )で靴を脱ぐ?ありえないでしょ?
と心の中で思っていると、別のところから、いいですいいです、そのまま上ってくださいとの声が・・・そのまま上りました。
クラシックの演奏会とはちょっと違う雰囲気の中、司会者の方からの紹介を待っていると「自己紹介をお願いします」と、司会者からふられました。
えっと・・・なんか調子狂うなあと思いつつ、私から提案 -> 「まずは、一曲聞いていただいてから、自己紹介致します」
というわけで、1曲目「宵待草」。
ちょっと張り切りすぎて、声が割れそうになる部分がありましたが、なんとか想定の範囲内に収まりました。
自己紹介をしながら、カウンターテナーってなんですか?って話をして、2曲目「浜辺の歌」3曲目「夏の思い出」の曲解説。そして歌。
「夏の思い出」が終わるころには、お客さんもあったまってきました。私の話にもうなづきながら聞いてくださる方や、私の声に目を丸くして聞いてくださる方、反応が様々でしたが、みんな一様にびっくりなさってました。
4曲目「もののけ姫のテーマ」。この曲は、もともと米良美一さんが歌ってらっしゃるし、有名な曲なので、歌うのが難しかったです。実際、曲自体が難しいですし、皆さんに耳なじみの曲は、その方々のイメージが既に出来上がっているので、新しい表現が受け入れられにくいのです。
5曲目は「An die Musik」6曲目「Ave maria( G.Caccini ) 」。An die Musik は大島先生のレッスンを思い返しながら、丁寧に歌うことができました。
Ave maria は、高音部が無理無く歌え、今までで一番の出来だったと思います。
ラストは「Amazing Grace」。
練習は大変な思いをしてするのに、本番はあっという間です。今回もそうでした。たった30分の演奏会。でも、それなりに準備は大変で・・・だから、今までの大変なことを思い返しながら、できるだけ繊細な声で、でも意思を強くもって歌いました。
おかげさまで、大盛況のうちにコンサートが終了しました。
アンコールの声もかかり「もののけ姫のテーマ」を1番だけ歌っておわかれしました。
舞台に向かって握手の手を差し伸べたご夫人と握手をし、舞台をおりると、今まで1滴も流れなかった汗が、滝のように流れ始めました。
やっぱり、とても緊張していたんです。
宿に帰る道すがら、コンサートを聞いていた人から「よかったよ〜」などど声をかけてもらい、上機嫌で夕食の席につき「刺身定食」をごちそうになりました。
宿に帰ると大女将が目に涙をためながら「『夏の思い出』は目の前に尾瀬の景色が浮かぶようだった。感動した」と言ってくれました。その言葉に、私が感動し、本当に満たされた気持ちになりました。
来週は、今市でのコンサートです。
例によって、練習が十分にできていませんが、力の限りがんばります。